2014年12月21日

加藤水槽の作り方と、すごい奇妙な水槽

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販売中の能年ちゃんが表紙で話題のアクアライフ1月号、以前記事に書いたシェムリアップ淡水魚研究所の佐藤さんの執筆した記事も載っているお勧めの号です。私は器具の見えない不思議な水槽の作り方を書いています。器具が見えない水槽?

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こんなのや

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こんなの。いわゆる加藤水槽の加藤水槽の作り方です。紛れもなく私が発明して私が特許を取得した水槽の作り方です。今のところ私の水槽は販売する予定はないので、現時点で手に入れる方法は自作する以外ないですよ。でもなんか読者の声が聞こえてくる気がする…「こんな難しいの作れるかよ!」

仰ることはごもっとも。今回のはちょっと難しいです。でも図面も載せてるし、来月号と2回に分けて丁寧に書いてるので、気合があればホントに作れちゃいますよ!ちなみに材料のアクリルは専門店に加工もお願いしましょう。餅は餅屋です。はざいやとかなら、アクアライフの図面をスキャンして送れば、全部こしらえてくれますよ。アクリルの種類は「押し出し」にすれば、費用は合計7000円くらいです。安くはないですが自作以外では手に入らない水槽なので勘弁してください。

ところで、今さらながらこの水槽に水が入りまして、撮影が終わったのでアップします。

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この左右の水槽とサンプの対比が見たかったのです。

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水槽の光はサンゴなどの蛍光色が映える青色LED。これに蛍光体フィルターを被せると、

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淡水にも合う白色や

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浅場のようなさわやかな青も出すことができます。

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水槽は上から覗けるので、サンゴなどの蛍光色や、金魚のような上見からも楽しむ生体もストレスなく観察できます。

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水位はサンプに設置されている給水用のオーバーフロー管と排水用のオーバーフロー管が一緒になった四重管によって管理されてますが、自分でも何言ってるかよく分かりません。 なので以下の参考資料をどうぞ。

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まず水槽とサンプはこんな感じで繋がっています。これなら停電などで電源が落ちても水が落ちることもないし、稼動させたままサンプの器具やフィルターもいじれるってわけです。サンプと水槽間のホースは給水、排水の2本必要なんですが、二重ホースにすることで外観的には1本に見えるようにしています。

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そんで四重管は、給水のオーバーフロー管と排水のオーバーフロー管を重ねてるってわけです。少しでも外観がシンプルになりますからね。

きっと、ギャラリーみたいな無機質な空間にこんな水槽あれば映えると思うんですが、うちには洋間もないので、

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和室に置いてます。うーん異質。

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奇妙な水槽がある和室。

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奇妙な水槽がある和室の夜。

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和室に不釣合いな無機質な水槽だけど、これはこれで気に入っています。製作に無駄に時間がかかりましたが、なかなか思い入れの強い水槽です。




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2014年01月29日

加藤水槽02の構造上の弱点

ポタポタと水槽のどこからか突然の水漏れ。長くアクアリウムを維持しているとそんな経験をした人も少なくないんじゃないでしょうか。かなり冷や汗物の事故ですが、私なんかも多々あります。最近では一昨日の夜です。

すごくスヤーっと眠っていたんですが、ポタ…ポタ…と周期的な音。ピーンときましたね。水漏れだと。パッと目が覚めます。恐怖ですからね。そして暗闇の中、耳を澄まして犯人を探します。ポタ…ポタ…ポタ…

お前やー!

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この棚の1番上の水槽だ!

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(過去の写真)

こんなに綺麗だった水槽にいったい何が!

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(現在の写真)

もわー!モワモワのコケがいっぱいになってストレーナー詰まっちゃってる〜!

色んな水草をこの水槽で育ててみて、やっぱアマゾンソードかなーと思って植えたのはいいんですが、丈夫な種だし余裕ぶっこいてたらこんなんなってました。

はてさて、原因はこのモワモワコケがストレーナを詰まらせたからでしたが、普通の外部フィルターや外掛けフィルターならストレーナーが詰まっても流量落ちるだけで水は漏れませんよね。この水槽が水漏れしてしまった原因はその構造にあります。

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過去の記事でもこの水槽について触れていますので気になる方はそちらもどうぞ。このgifは水の流れをイメージしたものです。gifがバグって見れなかったらクリックしてね。矢印の動きで水が回ります。表からは見えませんが、この水槽の裏にはこういう配管があるというわけです。順調に稼動しているときの水位のイメージは下の図のようになります。

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高いほうから低いほうへ流れるので、水位は常に排水側と同じになります。ちなみに電源を止めると下図のような感じ。

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電源が止まっても水位が変わらないです。いいですねー安心ですね。こんな安心な構造ですが、もし排水部分のストレーナーがモヤモヤのコケで詰まったらどうなるでしょう。

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図で言うとこの位置です。この位置が詰まってしまうと水は流れ込んではくるけど、排水できないで水槽の水位が徐々に上がってしまいます。

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そして上がりに上がった水は、ついに水槽を越えて…

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ドカーン!

こんなことになっちゃったわけです。恐ろしい。詳しい方なら気づかれたかと思いますが、これはオーバーフロー水槽に起こる事故と同じタイプの事故です。オーバーフロー水槽で同じような経験をされた方はいらっしゃるかもしれませんね。

とはいえお恥ずかしい話、これはこの水槽の重大な欠点であります。この問題を解決する簡単な方法として、【1】ストレーナーを使わない、【2】ストレーナーを詰まりにくい形状にする、【3】掃除する、の3点があります。3は当たり前過ぎるし、できるだけ楽な水槽を作りたい俺的にも除外。1に関しては小型の魚が吸われちゃうし、小型水槽で大きい魚飼えない、2に関しては小型水槽で大きいストレーナーは出来るだけ使いたくないっていうのがあります。もっと初期段階からちゃんと設計しないとなぁ。でもストレーナー詰まりの水漏れは何度かあるけど、それ以外が原因で水漏れたことは無いんですよ!ホントですって!

ということで加藤水槽02の課題でした。もともと気が小さいので、こんな問題点を見つける度にまだまだ販売できないなぁと思ってしまうのでありました。ちなみにこの水槽に繋がっている下の水槽も当然同じ水が流れてるんですが、

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こちらはコケが全然無いです。不思議だなぁ。



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posted by katoget at 23:47| Comment(2) | TrackBack(0) | 水槽

2013年04月05日

未公開の水槽発表、中身入り!

まず自慢から!

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本日発売されました、タナカカツキさん著の『水草水槽のせかい』、もうご覧になられましたか?デザインは四つ葉加工のよつばさんが担当されています。加藤水槽、なんと、この本の特別付録として、見開きで!、載せていただいています!パチパチパチ!

この本、アクアリウムの入門書と思いきや、入門書というにはもったいないほど読み物として作品性の高い本になっています。そして読み物と思いきや、あまりにもデザインが美しくてかっこいいです。これは開いてみないと凄さがわからないと思いますので、ぜひ手にとって見てください。アクアリウムに興味なくても、デザインと内容で相当楽しめますよ。

さてさて、今回こそはちゃんとした水槽をアップします!普段からカレーを記事にしたりしてるのに、エイプリルフールっぽい記事を前回書いてしまいましたからね。それでは、中身入りの未公開水槽、加藤水槽08の発表です!

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以前の記事に書いたように、中央の部分から水が湧き上がる仕組みになっています。中央の流木には穴が空けてあって、流木が配管になっています。使用している植物はアヌビアス・ハスティフォリア、ネフロレピスとかいうシダ、サンスベシア、ウィローモス、浮き草などです。ネフロレピスとサンスベリアは水草ではないですし、サンスベリアはサボテンのような乾燥に強い植物だから普通アクアリウム系とは縁がありません。でもとても丈夫で、ちゃんと加温すれば水耕栽培も可能とどこかで見たので、やってみました。昨年11月には植物は全部植えていますから、もう半年たった!大丈夫でしたね。

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底面ろ過なので一応魚も飼えます。今回は無理せずアカヒレを一匹。ただ観察はあんまりしやすくないですね。たまに魚が見えて、お、いるいる、ってなる感じです。上の写真の水槽に一応写っていますがわかりますか?

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アヌビアス・ハスティフォリアは水上葉が綺麗な耳が立ち、ハート型になります。水上葉がお勧めの水草ですね。水槽内だと大型化すると困るもんですが、この水槽ならどんなに大きくなっても大丈夫。

ただし、前にも書きましたが、この水槽、水量が少ない。何日かお出かけするとき、少し不安だなー。とそんなとき、この水槽のサンプが役に立つんです!

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なんとサンプにサブタンクが!これで水量が大幅アップ!見てのとおりサブタンクはペットボトルです。別にふざけてるわけじゃないんですよ。サブタンク使えるとホント便利なんです!この水槽ではサンプにペットボトルを置くだけですが、ペットボトルに合わせたネジをサンプにも切っておけば、ペットボトルが倒れる心配もありません。大きいペットボトルを使えば総水量が相当アップするでしょう(倒れそうなのでやらないけど)。ちなみにこのアイデアは犬猫用の水のみ場です。ペットボトル立てるやつありますよね。あれです。ちょっとふざけた外観に見えちゃうかもしれませんが、水量の確保ができるのは小型水槽には結構ありがたかったりするんですよ。

それでは最後に、ちゃんと中央から湧きでてるかを動画でお見せいたします。すんごい短いし、俺が自力でズームしてるのでカクカクしていますがご了承ください。


これじゃあ湧き水じゃなくて噴火?そこはご愛嬌ということで〜。




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posted by katoget at 22:38| Comment(5) | TrackBack(0) | 水槽