2018年03月24日

『見せるろ過』水槽、色々説明します


『見せるろ過』水槽、説明編です!

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まずは最大の特徴である、巨大ビンろ過槽の紹介です。

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底に穴を開けるのに苦労したという記事で書いたとおり、最初のビンの底に穴を開ける際、ヒビを入れてしまったので、このビンは2本目だったりします。

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穴が綺麗に開いた後、ろ材が詰まらないようにするストレーナーを内側に接着。

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そしてお楽しみ、大量のろ材選びです。効果以上に、バラエティ豊かになるようにチョイスしてます。人生で一番ろ材買った!

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ろ材を詰めて完成!


続いてこのビンが載っている、ベース部分の紹介です。

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ホームセンターで集成材を買って、切って、くっ付けて、

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巨大なイスみたいな物を作りました。詳細はこのあたりの記事に書いています。

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ここからが長く、塗料を塗っては削り、塗っては削り、3ヶ月くらい作業をしました。

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仕上げに、マットクリアー塗料でコーティングして、表面処理は終了です。でもこのままじゃビンが載るところがすぐ痛んじゃうので、その部分へガラスを接着します。

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ガラスと台にマスキングし、白色のシリコンを大量に使ってガラスと台の間に隙間がなくなるよう接着します。隙間があると毛細管現象で、ガラスと台の間に水が入り、痛む原因になるんです。

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マスキングを取れば完成!


続いてサンプやポンプ室、配管の紹介です。

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前回の記事に書いたとおり、この水槽は巨大ビンろ過槽に水を落とす前に、サンプに水を溜めています。

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サンプはベース部分にスッポリ収まるよう設計。アクリル樹脂です。フタは反らないように塩ビにしました。

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上から見るとこんな感じです。ポンプで水を上げ、サンプに水が溜まり、オーバーフローした水がビンに落ちます。ヒーターとかはサンプに入れます。

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ポンプ部はこんな感じ。水槽の水を吸い上げ、上のサンプまで水を持ち上げてもらってます。

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水槽からポンプへ繋がっているホース、ビンろ過槽から水槽へ繋がっているホースの合計2本を2重のホースで1本化するため、こんな部品を作っています。上向いてるパイプがビンろ過槽、下向いてるパイプがポンプ、左向いてるパイプの内側がビンと、外側がポンプと繋がってるわけです。ちょっとわかりにくいけど勘弁してください。

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先ほどの部品がホースとかと繋がるとこんな感じです。


次は水槽部分の紹介です。

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水槽部分にはこのようなアクリル部品を使っています。2重ホースと繋がるので、内側のホースから水が噴出し、外側のホースへ底面ろ過をした水が通るように作ってます。

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文字で書いてもわからないと思うので、水槽に設置した写真をどうぞ。とはいえ透明だし、写真を見ても全然わかんないですね。ごめんなさい。

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レイアウトに関しては難しいことしておらず、配管が終わった後、ソイルをいっぱい盛って、石置いて、ミスト式で管理しました。


最後に、落水部分の工夫の紹介です。

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セット終了後に試運転をしたんですが、問題が発生しました。水がバシャバシャうるさいんです。

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30cm以上落下するわけだから仕方ないんですが、うるさいだけでなく、跳ねる跳ねる。周りびしょびしょです。しかも自由落下するもんだから狙いが定まらない。たまにビンを外れる。これはやばい。

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まず思い浮かんだのは蛇口です。蛇口は研究され尽くされてるはず。

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たぶんミソになるのはココ。

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スポッと引き抜きます。よくよく見るとこの部品、折れ曲がることで表面積を稼ぎ、表面張力で均一に水が蛇口の先から出る様になっているっぽいです。さすが人間用品。

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とりあえず。落水箇所につけてみました。結論から言うと、改善しませんでした。確かに水は多少清流されましたが、当然落水音は無くならないし、水の行き先もコントロールできません。ありゃりゃ。

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そこで考えました。アクリルの丸棒をPPとかの紐で吊るしてそこに水を伝わせられないかな、と。

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上手くいけば表面張力でまっすぐアクリル棒に伝って水が落ち、落水も静かに、しかも落水位置も狙い通りに行くのでは、と。

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ということでまず作ってみることにしました。PPのヒモはループロックを切って使うことに。釣り糸とかにしない理由は単純に強度です。

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PPはアクリル樹脂と十分な強度で接着できません。ですので、アクリル樹脂を加工してPPヒモを通るようにしてみました。

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こんな感じでアクリル樹脂の部品にPP紐を通します。ヒモは先端を太くして部品から抜けないようにします。

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この部品をアクリル丸棒の先端にくっつけました。バッチリです。これをちょっと補強し、綺麗に磨いたら完成。早速水を流してみました。


動画ではチョロッとしか写っていないですが、音も許容できるくらいに静かになり、落下位置も安定し、文句なしです。ちょっと落水が直進過ぎるように見えるけど、まぁそんなに気にならないでしょう。アクリル丸棒を固定していないのは自然に見せるため、わざとです。

こんな感じで『見せるろ過』の水槽はできております。最後まで見ていただきありがとうございました。


おまけ

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加藤水槽の特許を使用した水槽が発売されました。詳細は、また次回!





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posted by katoget at 22:38| Comment(0) | TrackBack(0) | 制作関連

2018年02月25日

新作『見せるろ過』水槽が完成!

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やっと新作の水槽完成しました!

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今回の水槽のテーマはいつもの『器具の無い水槽』+『見せるろ過』です。

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水槽には一切の器具が無いように見えますが、ろ過層側にヒーターなどの器具を全て収容できるようになっています。このへんは今まで作ってきた水槽と同様です。

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今回のポイントは超巨大なろ過層であるこの瓶です。上から水槽の水が瓶に注ぎこまれ、綺麗になった水がまた水槽に戻ります。ろ過槽隠すなら、いっそかっこ良く見せちゃおうというわけです。

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簡単に構造を図説します。

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こんな感じです。水槽の水はポンプにより瓶の上にあるサンプ(器具用の水槽)に送られ、そこから落ちた水が瓶に入り、連通管の原理で水槽に戻るというわけです。水槽から出ているホースは1本に見えますが2重になっていて、往路と復路を兼用しています。2重ホースとかは前作った水槽でやってた方法です。

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照明は今回は自作じゃないんですが、舞台などに使う特殊なスポットLEDです。光の形が変えられ、水槽の形ピッタリの四角い光にすることができてしまいます。

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けっこういい感じの水槽です。今度動いている様子を動画にしますんで、それも見てくれると嬉しいです。





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posted by katoget at 22:25| Comment(5) | TrackBack(0) | 制作関連

2018年01月26日

ガラスの穴開け3連発+失敗

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今回はガラスに穴開け編です!

本日のメニューは以下の3点です。
・ガラス板への穴開け:直径50mm
・ガラス水槽の底への穴開け:直径25mm
・大きいビンの底の穴開け:直径25mm


<下準備>
まず、どのガラスの穴開けにもドリルであるダイヤモンドホールソーと、ホールソーのための位置補助ガイドが必要になります。

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写真上がダイヤモンドホールソー、下が位置補助ガイドです。ダイヤモンドホールソーは、円柱のフチに人工ダイヤモンドがくっ付いてるだけなので、そのままじゃガラスの上でつるつる滑って穴が開けられないんです。だから位置補助ガイドをガラスにくっ付けて、その中にホールソーを収めるようにして、ホールソーが滑らないように、ズレないようにする必要があります。

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ガイドの素材は木でなのプラスチックでも案外何でも大丈夫なので、今回は木の板を使って作ります。木の板に木工用ホールソーを使って、使用するダイヤモンドホールソーと同じ大きさの穴をサクッと開けましょう。

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スポッと穴が開きます。

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ダイヤモンドホールソーがスッポリはまればOK。多少ゆるくてもきつくても大丈夫。


・ガラス板への穴開け:直径50mm

ではまずガラス板から穴を開けます。まずはだいたいどこに穴を開けるかマーキングします。

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線グニャグニャ。最終的に穴位置は数mmズレることもあるので、あんまり神経質にならない方が良いです。

次に、位置補助ガイドをガラスに貼り付けます。

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このガイドの中にホールソーが入って回転するので、簡単に取れてしまうようじゃ困ります。今回は2液性のエポキシ樹脂系接着剤で固定しました。

次に、ガイドの周りに油粘土で土手を作ります。

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ダイヤモンドホールソーは、水に濡れた状態で使用しないと、熱ですぐにダメになってしまいます。水をかけ流しにできるといいんですが、それも案外大変なので、今回はもんじゃ焼きの土手のような壁を作りました。この内側に水を溜めることができるので、準備も後始末も簡単です。

ではいよいよ土手の内側に水を入れて、ホールソーで穴を開けていきましょう。

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電動ドリルを低速で回転させましょう。焦らずじっくりです。

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ある程度穴が彫れ、貫通しそうになったらハンドドリルに持ち変えて、感触を確かめながら、よりゆっくり彫りましょう。貫通するときが一番割れやすいので、水をかけながら慎重に!

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スポッと抜けました!

後は位置補助ガイドを剥がして、綺麗にしましょう。

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エポキシ樹脂でくっつけているのでなかなか剥がれませんが、アセトンを流し込んだり、カッターナイフを差し込んだりして慎重に剥がしましょう。どうしても剥がれなければ、木で作ったガイドならば彫刻刀で削りとるという手もあります。

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綺麗になったら完成です!


・ガラス水槽の底への穴開け:直径25mm

ガラス板の穴開けと同じです!

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綺麗になったら完成です!


・大きいビンの底の穴開け:直径25mm

ガラス板の穴開けと同じです!

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と思ってたら…

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割ってしまいました!絶望!!

この瓶は1mもある特別品で替えがきかないんです。

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絶望に飲み込まれている最中、もしかしたらSNSならこれと同じものが売られている情報を誰かが教えてくれるかも…とかすかな希望を抱き書き込んでみたところ…

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なんと同じ物が売っているところを教えていただきました!教えてくれた方ありがとうございます!サンキューTwitter!


・大きいビンの底の穴開け:直径25mm
 ←失敗
・大きいビンの底の穴開け:直径14mm ←NEW!


ということで、瓶への穴開けリベンジです!今度は絶対割りたくないので、ちょっと穴を小さくしてみました。

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そして、今度は成功!底のガラス25mmはありましたよ。分厚い!

これでガラスの穴開けは終了。後はアクリル工作したら今回の水槽はほぼ完成です!カミングスーン!





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posted by katoget at 06:11| Comment(0) | TrackBack(0) | 制作関連