今回はおばけ水槽の日常をちょっと解説しますね。
この水槽の肝であるPDLCフィルムに関しては前回説明していますがこんな感じのものです。自作する人はホントに扱いに気を付けてくださいね。
katoget / kato norihiro
おばけ水槽のPDLCフィルムはこんな感じでガラス面でそれぞれ電極付いてます。AQUA-Uをバラして、フィルム貼って、また接着する、という荒技です。 https://t.co/lM1XsGHEk9 at 10/29 20:56
この水槽はご存じAQUA-Uがベースになっていて、普段はこんな感じで廊下の隅で管理しています。ちなみにLEDはセット品のリーフグローじゃなくて、リーフグローEXに変えています。明るいよ。
撮影後2週間で水草がますます伸びました。水面に着いちゃってるのはロタラH`raってやつです。あまり赤くならなかったですね。真ん中に隠れているのはこの水槽の主役のゴールデンハニードワーフグラミーさん。
実は10匹以上いるグリーンネオンも綺麗です。ちょっと臆病です。奥のほうにオトシンネグロもピンボケで映っています。アクセント用の水草スターレンジも右側に映ってますね。
今回は色のアクセントにルドウィジア インクリナータ キューバ 斑入り(呼称長い!)が入っています。緑の水上葉から水中で白い葉っぱ変化して、先端がピンクに色づいていくんですが、この白い葉が好きなんです。ゆーっくり成長しています。
ちなみに前景というか全景に下草としてニューラージパールグラスを植えています。厚さ4cmくらいあるので、そろそろトリミングしないとやばい。
ということで今回の水槽は水草を育てるためにちゃんとCO2を添加して管理しています。
このベースになっている水槽AQUA-Uは濾過槽にCO2添加できるんですが、できるだけシンプルなシステムにしたかったので、ちょっと工夫しました。
このAQUA-Uのポンプのこの穴に、
3Dプリンターで作ったチューブジョイントを取り付けます。
そして先ほどのチューブジョイントにCO2のチューブを繋ぎます。こうすることで、レギュレーターから送られてきたCO2をポンプが直接吸い込みます。ポンプに吸い込まれたCO2はインペラで細かく砕かれて水槽に添加されるというわけです。
またこの方法だと、音で添加量を確認できるので、CO2カウンターが無くても添加量の確認ができます。
趣味で作ってるんで細かい検証していないんでわかんないですが、この方法だとポンプが動いている限り常にチューブ内が減圧されると思うので、CO2チューブに水が逆流しにくいんじゃないかな、と思っています。が、一番のメリットはCO2カウンターがいらないこと、CO2拡散筒がいらないことでしょうね。目詰まりもしないです。
AQUA-U用のチューブジョイントは3Dデータをここに置いておきますので、興味ある人はダウンロードして作ってみてください。ABSかPETGで作って、アセトンやジクロロメタンにどぶ漬けする防水処理したほうが強度も上がるしいいと思います。3Dプリンター無い人は無料で作って着払いで送りますよ。お金とるといろいろなところに怒られそうなので、タダです。遠慮なく言ってくださいね。
AQUA-U用チューブジョイントの3Dデータはコチラ