2012年08月02日

超々集光のメタハラを求めて【後編】

〜前回のあらすじ〜
小さい水槽にちょっと遠くから強い光を当てたい加藤水槽は、メタハラをレンズで集光しようとするのだが、安物のレンズはあっさり割れてしまう。そして結局舞台照明を購入し、極厚レンズを手に入れるのだった。

ということで極厚レンズの実践編です。私の目的は光を無駄なく小さい水槽に照射することなのでポイントは3つ、レンズを使用してちゃんと集光が増すか、光が漏れて周りまで明るくなりすぎないか、長時間使って割れないか、です。ちなみに実際使用する位置は水槽より70cmほど離したところからなので、それを基準にします。

割れないかどうかは地味な実験で長時間使ってみるしかないので、とにかくレンズを使用した状態と使用していない状態を写真に撮って比べてみることにしました。感度、絞り、シャッタースピードとかはもちろん固定。まずはメタハラをレンズなしで対象から70cm離して照射します。

IMGP66671.jpg

青いですね!それはこのメタハラ(クラマタ産業のコバルトブルー超集光)の色なので、問題は集光具合です。もちろん肉眼ではもっと相当に明るいんですが、超集光ってだけあってかなりスポットになってます。広角とは比べ物にならないですが、もっと集光したいなー。っていうことでいよいよレンズを使います。レンズは対象からは70cmの位置に配置しました。メタハラは30cm下げて対象から1mの位置。どうかな?

IMGP66672.jpg

これは!焦点距離が近いこともあり、メタハラの中の像がはっきり投影されている!おもしろーい。肝心なのは集光具合ですが、明るくなってますね!ただ、光源の像がはっきりしすぎて影になっているところが気になりますね。次はレンズの位置はそのままで、メタハラを15cmレンズに近づけて対象から85cmの位置へ。これで焦点距離がずれて、像が柔らかくなるかも。

IMGP66673.jpg

どうでしょうか!良い感じです。中心に影ができてるのが気になりますが、光はだいぶ均等になったと思います。これならいけるかも。(以上3枚とも1/800、F5.6、ISO200)

続いては、光漏れのチェックです。できるだけピンスポットのように中心部にのみ光を当てて、周りは少しでも暗めにしたいので、周辺の状況も撮影しました。まずは2枚目の写真と同じ、レンズは対象からは70cmの位置、メタハラはレンズから30cm後ろの位置です。

IMGP66782.jpg

十分周りは暗いですね。肉眼で見ると周りもそれなりに明るいんですが、そこまで漏れはひどくないようです。続いて3枚目と同じ位置、レンズは対象からは70cmの位置、メタハラはレンズから15cm後ろの位置です。

IMGP66781.jpg

ん!これは、僅差ですがわずかに漏れが少なくなっているようです。誤差の範囲かもしれないし、多少近づけたからかもしれませんが、何れにしてもこの位置、レンズとメタハラの距離15cmで決定!(以上2枚とも1/125、F4.0、ISO200)

それでは完成した超々集光メタハラのお披露目です!

IMGP6701.jpg

シンプルかつ軽量にするため、薄いステンレスで巻いた超シンプル構造。

IMGP6704.jpg

ステンレスの固定は熱を考慮しアルミのリベットで止めています。レンズはステンレス部を切り込みを入れるなりして、折り曲げることで固定。シンプルながら確実です。

IMGP6707.jpg

レンズの直径にあわせてステンレス部分は直径15cm。メタハラの先端の直径が12cmなので開放部も多く、密閉して極端に熱が篭ることもありません。

こんな感じで超々集光メタハラは完成です。最近はLEDが注目を浴びていて、なんとなく下火気味ですが、メタハラの凄まじい光線はやはり素晴らしい。

あ、あと何時間使ってもレンズ割れませんでしたよ!また割れたら報告します〜。

posted by katoget at 22:25| Comment(0) | 制作関連
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