2012年05月30日

うちのペルチェ式水槽クーラーのレシピ

暖かくなってきましたね。
夏の暑さはワクワクするもんですが、小さい水槽には過酷な季節であります。小さい水槽は総水量が少ないからすぐ暖まっちゃいますし、照明や水中ポンプを使ってると凄まじい温度になることも。ファンで風を起こして気化熱で冷やそうとしても、小さい水槽だと1日で半分近く減っちゃったり、海水だと蒸発して比重が高くなっちゃったり、散々です。と、そうなってくるとやっぱりクーラが欲しくなります。コンプレッサー式なら文句なしですが、クーラー自体がでかいですから困り者。そこでペルチェ式の出番となります。ペルチェ式はコンプレッサー式よりずっと小さくでき、比較的簡単に作れるので自作したいなーって人もいるんじゃないでしょうか。

そんなペルチェ式クーラーを自作してみたいなー、って方に今日はうちのクーラーに使っている材料を紹介しようと思います。ただし、細かい作り方は載せれません。出し惜しみとかじゃなく、私は電気に関しては素人で、組み方には全然自信がないからです。作ったクーラーはとりあえず今のところ問題なく動いていますが、いつ何が起こるかわかりませんし。ここに載せる材料を使うにせよ、作るときは自己責任でお願いしますね。あと何か間違ってたら教えてください。

それではうちのペルチェ式に使っている材料を紹介します。

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これが無ければ話にならない、ペルチェ素子です。小さいです。左のが4cm角、右のが3cm角です。これに電気を流すと片面が熱く、片面がひんやりします。こんなひょろひょろな配線のクセに8Aとか流れたりします。

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これはペルチェ素子を冷やすためのヒートシンクです。ペルチェ素子は発熱温度>冷却温度なので、ペルチェ素子にヒートシンクをつけずに電気を流し続けると、冷えるどころか熱くなりすぎてぶっ壊れます。放熱はペルチェ式クーラーの肝です。写真のものはお気に入りのアルファヒートシンクのアクティブヒートシンクです。上にファンを載せて風をあてて使います。ファンと併用すると左の黒いヒートシンクなら80Wくらいのペルチェまでしっかり冷やせます。右の小さいのだと全然ダメでした。

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もう1つの大事な部品、電源です。写真のものは基板タイプのスイッチング電源です。ペルチェは5〜8Aとか電流流す必要あるので普通のACアダプターだとなかなか難しいです。機械とかまったく関わったこと無いと、これを見るだけで「あーもー無理!」とかなりますが、これは電気コード繋げるだけで使えるとっても便利なヤツです。

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で、これはその電源を収納するケースです。できるだけ熱がこもらないようアルミなどの放熱性のいいのがオススメですが、ショートしないように基板とはしっかり絶縁しましょう。

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これはいわゆるジャックとプラグです。電源でかいし、ペルチェ部分と取り外しができるほうが良いですからね。ただ、なかなかの電流が流れるので、ちゃんとしたヤツを使いましょう。適当なヤツを使っていたことがあるんですが、気付いたらプラグ部分が変色して焦げてました。怖いですよ。写真のタイプのは15Aいけるのもあります。

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これも忘れちゃいけない放熱グリスです。正直どんな放熱グリスでも大差ないと思いますが、少しでも効率良くしたい思いから銀が入っているやつ使ってます。

他にも色々ありますが、主にこんな感じです。ほとんどの部品は、秋月電子、千石電商、マルツパーツ館とかで手に入ります。ヒートシンクはアルファヒートシンクで直接買えますし、PCショップにあるCPU用のでもいけます。グリスやファンもPCショップに売ってます。

ちなみにそれらを組み合わせた例はhttp://katosuiso.com/2010/2010d.htmです。かなり静かだしそれなりに冷えますよ。ただ、ペルチェ部分をどうやって水槽の水と触れさせるかがまた難しい。いっそ俺みたいに水槽ごと作っちゃうのがオススメですよ!

※ペルチェ素子での冷却は効率が悪いです。がっつり電気食う割には冷えません。使い方次第ではまったく冷えません。そこを理解した上で、小型の水槽に使い、しっかり保温し、ペルチェをがっつり放熱し、100Wくらい覚悟するってルールさえ守れば、冷やせます。室温が40度近くても、水温26度でキープとかもできます。

posted by katoget at 23:36| Comment(0) | 制作関連
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