2021年04月24日

エアリフト式加藤水槽の作り方編:前編

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さて今回は、前回のエアリフト式加藤水槽の作り方編、前編です。

前回の記事で無料で3Dデータの配布し、誰でも作れます!みたいな雰囲気のことを前回書いちゃいましたが、結論から申しますと、エアリフト式加藤水槽、ちゃんと作るのはかなり難しい!です。気軽に作れるのかなー、と期待した人、ごめんなさい。でもちゃんと作り方を守ればちゃんと作れます!3Dプリンターを持ってない人には意味が分からない内容も多いと思いますが、興味ある方はぜひ参考にしていただき、頑張って作ってみてください。

完成までの手順は以下になります。

1、3Dプリンターでデータを出力する。
2、防水処理をする。
3、ガラス水槽を出力したモデルに接着する。

前編では1のみ、後編で2と3を説明していきます。

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【エアリフト式加藤水槽作り方】

1、3Dプリンターでデータを出力する。

データを3Dプリンターで出力します。データはFDM方式用に作っています。こだわったところは『サポートが無しで印刷できる』ところです。ラフトはあったほうがいいです。

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我が家の3DプリンターはAdventurer3Xです。ちゃんと出力できるようになるまで、すごく試行錯誤しました。ちょっとコツを書きます。

【コツ その1】PETGで出力する。

FDM方式で主流な原料は生分解性プラスチックのPLAが主流ですが、生分解してしまうとアクアリウムでは使いにくいし、ましてや水を入れて使う容器にはさすがに採用できません。その次に主流なのはABSですが、これは実際のアクアリウム用品でも多く採用しているとっても相性が良い原料ですが…とにかく大きいものをプリントするのが難しいです!

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何回も失敗しながらも、一度ABSでもそれっぽく印刷できたことがあるんですが…

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積層してるところがはがれちゃってます。あまりにもうまくいかないのでABSは断念。

そこでPETGの出番です。が、これまた一筋縄ではいきません。

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まず適当に印刷したら、一部がはがれて変形してしまいました。PETGはあんまり保温とかいらないとされていますが、寒い季節や、大きいものを出力するときは、絶対に保温したほうがいいです。

【コツ その2】しっかり保温し、温度の高い環境で印刷する。

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Adventurer3Xの内側に保温シートをペタペタ貼りました。

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中が見えなくなってしまいました… せっかくのかっこいいAdventurer3Xが台無し。

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さらに追い打ちで外側も保温シートを貼ってしまいました。基板側は怖いので、モデル側だけ貼ってます。もう、カッコよさ0点です。

ここまでしてやっと綺麗に印刷できました!

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でもモデル内にクモの糸のような糸引きがたくさん出ちゃっています。これくらいは仕方ないです。取り除きましょう。

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やすり、カッターナイフで切ったり削ったり…

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スッキリ!

あとは他の部品を印刷してください。部品は下のキャプチャみたいにすれば全部まとめて、サポート無しで印刷できます。

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ここまで出来たら次の工程です。次の工程がマジで難易度高い防水なんですが、それは次回のお話です。

最後に私のPETG印刷するときのスライサーの設定を下に掲載しておきますね。これが絶対ではないので、参考程度にして、いろいろやってみてくださいね。

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posted by katoget at 18:08| Comment(0) | TrackBack(0) | 3Dプリンター
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