スミソニアン博物館の蘭の花の3Dデータを印刷するのに悪戦苦闘しました。おかげで3Dプリンター理解が少し深まりました。
前回の記事に書きましたが、3Dデータをそのまま印刷すると失敗しまくりました。あと成形のための補助材が変な風についてしまい、除去できないレベルでした。
なのでバラしました。
これらをプラモデルみたいに組み立てます。この時点で3Dプリンターは超便利なマシンではないこということを理解しました。
とはいえ、花弁の皺までよく出ています。これを手作りしろと言われたら無茶苦茶大変なので、やはり3Dプリンタすごいなとも思います。
唇弁の断面なんですが、見えない内側まで作りこまれています。すごい…しかしどうやってここまでスキャンしたんだろうか。CTスキャンみたい感じかな。
ということで溶剤で溶かし、部品をくっつけ始めました。写真は唇弁です。溶剤で溶かしてつけてるので、接着面から溶けた分がはみ出てモコモコしてしまいます。
はみ出たところを彫刻刀で切ります。
やすりも少しかけました。この時点で3Dプリンターは汚れなくて最高という夢は崩れました。
ずい柱と唇弁を萼に接着します。もちろん接着後は彫刻刀&やすりがけ。
花弁を接着していきます。
完成!
もっと気合い入れて綺麗に仕上げることもできそうですが、3Dプリンターっぽさも欲しいので、これでOKとします。自然界になさそうなグレーな色合いも面白いです。独特のグロさがあります。
次はちっちゃい加藤水槽を誰でも印刷できる!ということをやろうと思っています。
でもすごく難しい。まだまだ3Dプリンターとの格闘が続きます。

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