今回はガラスに穴開け編です!
本日のメニューは以下の3点です。
・ガラス板への穴開け:直径50mm
・ガラス水槽の底への穴開け:直径25mm
・大きいビンの底の穴開け:直径25mm
<下準備>
まず、どのガラスの穴開けにもドリルであるダイヤモンドホールソーと、ホールソーのための位置補助ガイドが必要になります。
写真上がダイヤモンドホールソー、下が位置補助ガイドです。ダイヤモンドホールソーは、円柱のフチに人工ダイヤモンドがくっ付いてるだけなので、そのままじゃガラスの上でつるつる滑って穴が開けられないんです。だから位置補助ガイドをガラスにくっ付けて、その中にホールソーを収めるようにして、ホールソーが滑らないように、ズレないようにする必要があります。
ガイドの素材は木でなのプラスチックでも案外何でも大丈夫なので、今回は木の板を使って作ります。木の板に木工用ホールソーを使って、使用するダイヤモンドホールソーと同じ大きさの穴をサクッと開けましょう。
スポッと穴が開きます。
ダイヤモンドホールソーがスッポリはまればOK。多少ゆるくてもきつくても大丈夫。
・ガラス板への穴開け:直径50mm
ではまずガラス板から穴を開けます。まずはだいたいどこに穴を開けるかマーキングします。
線グニャグニャ。最終的に穴位置は数mmズレることもあるので、あんまり神経質にならない方が良いです。
次に、位置補助ガイドをガラスに貼り付けます。
このガイドの中にホールソーが入って回転するので、簡単に取れてしまうようじゃ困ります。今回は2液性のエポキシ樹脂系接着剤で固定しました。
次に、ガイドの周りに油粘土で土手を作ります。
ダイヤモンドホールソーは、水に濡れた状態で使用しないと、熱ですぐにダメになってしまいます。水をかけ流しにできるといいんですが、それも案外大変なので、今回はもんじゃ焼きの土手のような壁を作りました。この内側に水を溜めることができるので、準備も後始末も簡単です。
ではいよいよ土手の内側に水を入れて、ホールソーで穴を開けていきましょう。
電動ドリルを低速で回転させましょう。焦らずじっくりです。
ある程度穴が彫れ、貫通しそうになったらハンドドリルに持ち変えて、感触を確かめながら、よりゆっくり彫りましょう。貫通するときが一番割れやすいので、水をかけながら慎重に!
スポッと抜けました!
後は位置補助ガイドを剥がして、綺麗にしましょう。
エポキシ樹脂でくっつけているのでなかなか剥がれませんが、アセトンを流し込んだり、カッターナイフを差し込んだりして慎重に剥がしましょう。どうしても剥がれなければ、木で作ったガイドならば彫刻刀で削りとるという手もあります。
綺麗になったら完成です!
・ガラス水槽の底への穴開け:直径25mm
ガラス板の穴開けと同じです!
綺麗になったら完成です!
・大きいビンの底の穴開け:直径25mm
ガラス板の穴開けと同じです!
と思ってたら…
割ってしまいました!絶望!!
この瓶は1mもある特別品で替えがきかないんです。
絶望に飲み込まれている最中、もしかしたらSNSならこれと同じものが売られている情報を誰かが教えてくれるかも…とかすかな希望を抱き書き込んでみたところ…
なんと同じ物が売っているところを教えていただきました!教えてくれた方ありがとうございます!サンキューTwitter!
・大きいビンの底の穴開け:直径25mm
・大きいビンの底の穴開け:直径14mm ←NEW!
ということで、瓶への穴開けリベンジです!今度は絶対割りたくないので、ちょっと穴を小さくしてみました。
そして、今度は成功!底のガラス25mmはありましたよ。分厚い!
これでガラスの穴開けは終了。後はアクリル工作したら今回の水槽はほぼ完成です!カミングスーン!

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