2016年03月27日

ランプ水槽、その構造と作り方

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今年に入ってから狂ったように集めまくり、改造しまくっているランプ類ですが、やっとこさ本命のランプ水槽が完成しました!早速どうなっているのか簡単に説明します。

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まずこのベースになっているランプ、ハリケーンランタンと呼ばれる形状の物なんですが、名前の通り強い風でも消えないように色々な工夫がされていているらしいです。デザイン的にもイカした左右の柱が中空になっていて、ランプ上部と下部に繋がっているから空気がうまく循環して火が安定するみたい。詳しいことは良く分からないけど、この形状を活かしましょう。

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ということで、この柱にエアチューブを通して底からエアリフトをしようと思ったわけです。しかも柱が2本あるんだから2本チューブ通しちゃおう。これで普通のエアリフトとCO2でのエアリフトの両方できる!二酸化炭素でエアリフトしちゃいけないなんて誰も決めてないしね。ただCO2中毒にさせないようにエアーと一緒にCO2出すなり、めちゃCO2絞るなり、工夫しましょうね。

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で、ランプ部分には植物育成用にソイルを、底の燃料タンクにはろ材を入れれば、なかなかの容量のろ過が期待できそう。それぞれにスノコをセットして混ざらないようにするのも忘れずに。

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これでエアレーションを入れて水を回転させれば、小さいランプ内でもしっかりした底面ろ過が行えるってわけです。水槽がとにかく少ないので、エアーはポクポクポク…と少し出てれば十分。ドバーっと出すと水中がカオスになります。

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しかもこの2本のチューブがあることで、この水槽は排水が楽!片方のチューブの端から水を吸い出せば、サイフォンの原理で排水できちゃう。しかも汚れが溜まるろ過槽の底付近から排水ができるのが嬉しい。排水が終わればチューブを水面より上に持ってくればサイフォン終了。エアレーションはそのままで水が抜けるわけです。

では、実際作ってみましょう!

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まずはとにもかくにもランプの底を空けます。缶詰めの底に似てたので缶切りを使ってみたらドンピシャでサクサク開きました。

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パカッ!内側にくっついてる物とかも外しておきましょう。他にもバラす必要があるところはこの段階でバラします。

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試しにチューブ2本を柱を通して上部と下部に繋げてみる。いい感じ!

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ランプのガラスと底を繋げるための配管をアクリルでサクサク作成。

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ランプのガラス、アクリル配管をシリコーンを使いランプ本体の上で合体。外観、水漏れに関わる重要な作業です。

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シリコーンが固まるのを待つ間に、エアリフトの配管を準備。エアーとCO2の添加を行うように2本細い管がくっついてます。

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エアリフトの配管にチューブを繋げて、ランプ底に仮設置。いい感じ。

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水槽部分のシリコーンが固まったらいよいよ本番、FRP防水です。ランプにそのまま水入れたら錆びますからね。不飽和ポリエステルを計量して準備。

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まずはランプ内の凹凸を埋めるため、タルク多めの硬めの樹脂を塗って穴埋めとかしました。

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ガラス繊維をペタペタ貼っていきます。強度が必要なわけじゃないから適当でOK。

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ガラス繊維に樹脂を吸わせ、分厚くなるまで塗り重ねましょう。今回はトップコートしないので、インパラの樹脂を使ってます。

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スノコ部分と、底のフタどうすっかなーと思ったら、たまたま前作ったスノコと、いいサイズのガラスがありました。これを流用しましょう。

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ろ過槽部分にスノコを設置。

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最後にガラスとシリコーンでろ過槽部分を密閉。これでろ過槽は完成です。ポリエステルは表面のパラフィン層を削り、プライマーを塗ってからシリコーンを塗りましょう。ちなみに水槽の加温はこの底部からシートヒーターで行います。

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ライト部分は植物ランプのときのノウハウそのままです。上に引っ張れば取り外せるようにしてます。

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ランプ水槽を上から見るとこんな感じ。ランプは色々なところに排気用の穴が開いてるので、そこを使ってチューブを逃がしてます。

全部セットしてレイアウトすれば完成です!

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動いている様子は動画でどうぞ。


今までに作った水槽に比べればかなりシンプルな水槽ですが、とても気に入っているので加藤水槽No,10としてWEBサイトにもまとめようと思います。作る上で注意することは、手が死ぬほどサビ臭くなることです。

最後に植物ランプと一緒に。

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posted by katoget at 22:25| Comment(12) | TrackBack(0) | 制作関連