以前の記事にも書きましたが、植物が増えて増えて困っております。植物は元々好きなんですが、基本的に詳しくはないのであんまり手を出さないようにしてたんです。しかし、最近体が欲してしまうかのように買ってしまうのです。つい熱帯の植物とかも買ってしまったので、あーあ、この冬は簡易的な温室を作らなければいけません。
ブロメリアとかも増えてきてます。結構大きい。
イワヒバなんかも入手してしまいました。
勢いでオーガスタも買ってしまった。でかい。鉢がダサい。
それはそうとして、冒頭の写真、作業部屋の窓際です。
つい先日までこんな状態でしたが、シルバーウィーク中に36時間ぶっ続けで片付け、なんとか作業ができるところまで片付きました。
ああ、机スッキリ!作業ができる作業部屋って幸せ!
そういえばオーガスタの鉢がダサかったな。作業できるようになったしコンクリートの鉢とかカッコ良さそうだから作ろう。なんせ俺は学生時代、コンクリートの作品を作り続けてきたからね。
当時作った作品の一部のボタン。かわいいでしょ。こんなん何十個も作ってました。コンクリートの箱ならまかせとけ!
当時色々な方法でコンクリートの箱を作ったもんだけど、一番楽な方法はこれです。
大きい箱と小さい箱を用意して、大きい箱にコンクリ流してから小さい箱を押し込む。これ超楽ね。もちろん今回もこのやり方に決定!(ネタバレ:失敗します)
さぁ早速、型になるベニヤ板を組んでいこう。
でっかいホチキス、ガンタッカーで固定するのがポイント。最終的に解体するから、固定もしやすく解体もしやすいガンタッカーはマジでおすすめ。接着剤はくれぐれも使わないこと。解体できなくなるよ。
ガンタッカーでバンバン打って、ささっと木箱を用意。
せっかくだから台形なのも一緒に作りましょう。外側と内側の箱を用意したら、次はコンクリートの準備です。
コンクリートの材料は、セメント、砂、砂利とか小石です。今回みたいな小物は砂とセメントだけで十分。砂とセメントだけのものはコンクリートではなく、モルタルと呼ぶよ。なので今回のはモルタルの鉢です。写真には砂とセメントを混ぜたヤツと、つまんでいるのはガラス繊維。ガラス繊維はなんとなく強度アップのために入れてみます。効果あるかしら。
水を入れて混ぜます。絶対素手で触らないこと。強アルカリで指紋解けます。まじで。セメントと砂の割合は1:2程度。水の量は、そうですねーお好み焼きができそうなくらいのドロドロさでいいんじゃないでしょうか。しっかり混ぜましょうね。良い硬さになったらモルタルを型に流して上から小さい箱を突っ込みましょう。
ここで失敗。四角い箱は1辺が30cm近かったから、浮力が強すぎちゃって、上から内型を押さえてたら外型が圧で壊れて悲惨なことに。あーあ。やってしまった。
大きいコンクリートの箱を作るときは内側の箱を先に外側の箱の底に固定して、隙間にモルタル流すのが正解でした。あーあ。勉強になってしまった。次作るときには気をつけよう。
色々あったけどなんとか型を修正して流し込み終了。台形の方は深さが無いのもあってかあっさりできました。強度が気になる人は金網とか針金を一緒に入れるなりするといいですよ。
そして3日後。
内側の型から外します。ちゃんと抜くこと考えて組んでないと、ここでベニヤ板が外れずに詰みます。
じゃーん。なんとか形にはなりました。
底には最後にドリルで水抜けの穴を開けました。コンクリドリルでもいいし、普通のドリルでもこの程度なら開きます。
完成はしたものの、しばらくはphがアルカリに傾きまくるので、1ヶ月以上放置してから使いましょう。今回作った鉢は1つ作るのに砂とセメントで5kgくらい。水を混ぜる前の重さです。ご参考にどうぞ。手間も時間もかかるけど、やっぱできた瞬間は嬉しいので、興味がある人はトライしてみるといいっすよ!

↑園芸だかDIYだかの記事になってしまっている気がしますがクリックよろしくお願いします!