販売中の能年ちゃんが表紙で話題のアクアライフ1月号、以前記事に書いたシェムリアップ淡水魚研究所の佐藤さんの執筆した記事も載っているお勧めの号です。私は器具の見えない不思議な水槽の作り方を書いています。器具が見えない水槽?
こんなのや
こんなの。いわゆる加藤水槽の加藤水槽の作り方です。紛れもなく私が発明して私が特許を取得した水槽の作り方です。今のところ私の水槽は販売する予定はないので、現時点で手に入れる方法は自作する以外ないですよ。でもなんか読者の声が聞こえてくる気がする…「こんな難しいの作れるかよ!」
仰ることはごもっとも。今回のはちょっと難しいです。でも図面も載せてるし、来月号と2回に分けて丁寧に書いてるので、気合があればホントに作れちゃいますよ!ちなみに材料のアクリルは専門店に加工もお願いしましょう。餅は餅屋です。はざいやとかなら、アクアライフの図面をスキャンして送れば、全部こしらえてくれますよ。アクリルの種類は「押し出し」にすれば、費用は合計7000円くらいです。安くはないですが自作以外では手に入らない水槽なので勘弁してください。
ところで、今さらながらこの水槽に水が入りまして、撮影が終わったのでアップします。
この左右の水槽とサンプの対比が見たかったのです。
水槽の光はサンゴなどの蛍光色が映える青色LED。これに蛍光体フィルターを被せると、
淡水にも合う白色や
浅場のようなさわやかな青も出すことができます。
水槽は上から覗けるので、サンゴなどの蛍光色や、金魚のような上見からも楽しむ生体もストレスなく観察できます。
水位はサンプに設置されている給水用のオーバーフロー管と排水用のオーバーフロー管が一緒になった四重管によって管理されてますが、自分でも何言ってるかよく分かりません。 なので以下の参考資料をどうぞ。
まず水槽とサンプはこんな感じで繋がっています。これなら停電などで電源が落ちても水が落ちることもないし、稼動させたままサンプの器具やフィルターもいじれるってわけです。サンプと水槽間のホースは給水、排水の2本必要なんですが、二重ホースにすることで外観的には1本に見えるようにしています。
そんで四重管は、給水のオーバーフロー管と排水のオーバーフロー管を重ねてるってわけです。少しでも外観がシンプルになりますからね。
きっと、ギャラリーみたいな無機質な空間にこんな水槽あれば映えると思うんですが、うちには洋間もないので、
和室に置いてます。うーん異質。
奇妙な水槽がある和室。
奇妙な水槽がある和室の夜。
和室に不釣合いな無機質な水槽だけど、これはこれで気に入っています。製作に無駄に時間がかかりましたが、なかなか思い入れの強い水槽です。

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