ベトナムからカンボジアのシェムリップに入りました。
カンボジアといえばアンコールワット。でも私の目的地はシェムリアップ淡水魚研究所です。
シェムリアップ淡水魚研究所は日本人の佐藤さんがご夫婦で運営している研究所です。カンボジアの様々な地域の淡水魚を調査し、保護活動等を行っています。
佐藤さん。カンボジアに住んで5年、カンボジアの淡水魚の研究は15年目。
後ろにあるのは研究所の外にある水槽で、立派なダトニオなど大型の魚が泳いでいる。
こちらは室内の水槽。熱帯魚屋さんで見かける魚がいっぱいだけど、全部現地の魚!
ラスボラとかかなー。
スネークヘッドだ。
綺麗なアロワナ。
スパイニールだ。
佐藤さんからは様々なビックリする話を伺いました。もーほんとビックリ。例えばカンボジアの淡水魚事情。なんとカンボジアには国の淡水魚の研究機関がありません。大学にもありません。研究者もいません。なのでカンボジアの淡水魚の正確なデータって無いんだそうです。
例えばこの綺麗なアロワナ。このアロワナの生息地は来年には開発されて無くなってしまうそうです。佐藤さんは開発が進む地域の魚を後世に残すために、飼育したりデータをとったりホルマリン漬けにしたりしています。
いずれできるであろうカンボジア政府の淡水魚研究機関に記録を引き継ぐために。
佐藤さん超かっこいい!!
俺は猛烈に感動しました。
さて、その後ランチをご一緒し、食後に佐藤さんのバイクに乗ってあるカンボジア人のお宅に移動しました。一般的なカンボジアのお家でしたが、奥には…
ワニ!!一部のカンボジア人の間では家でワニを飼うのが流行っているらしいです。ちょっとやそっとのワニじゃないですよ。トラックタイヤみたいなでかいヤツです!飼育して、卵を産ませて、子ワニを売ったりしているそうです。へ〜!食事は月1くらいでいいらしく、意外と金もかからないんですって。へ〜!
で、お次は私のわがままで連れてきていただいた…
カンボジアの小川!
シェムリアップから少し南にある琵琶湖より何倍もでかいトンサレップ湖。その近くの田んぼの脇にある小川につれて来てもらいました。もちろん目的は…
ザバー!!
ザバー!!!
フィールドワークの真似事です。佐藤さんが普段やられていることがめちゃくちゃかっこ良かったので、体験させていただきました。カンボジアの小川で、ガサガサ!リバーとトゥギャザー!
うぇっへっへっ。熱帯魚はいねーかー。
ここか!
ここか!!
ここかー!!!
普段インドアな加藤ですが、この日は炎天下の中没頭してしまいました。だってグラミーとか採れるんですよ!熱帯魚ショップで見るヤツ!いやー、楽しかったっすね。あんな小さい小川なのに本当にたくさんの種類が採れました。
おー金線ラスボラ!
これはコイ科の何かな?
アナバス!キノボリウオだー。
ローチの仲間。
スリースポットグラミー。ステキ!
クローキンググラミー。ピンボケちゃった。
ナマズだ!
他のは写真が上手く取れなかったんですが、10種類以上採れたんじゃないかな?短時間に、あの小川で。ほんと一生物の思い出になりました。シェムリアップ淡水魚研究所と、佐藤さん。本当にありがとうございました!加藤水槽はシェムリアップ淡水魚研究所を全力で応援します!!
最後に佐藤さんとカンボジア式マッサージに行きました。
ホクホク。幸せ!佐藤さんホントーにありがとうございました!!
シェムリアップ淡水魚研究所のブログに私が伺った日のことも書いていただいていますので、そちらもどうぞ!ここ!

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