どーも加藤です。アクアライフ7月号が一昨日発売されましたが見ていただけたでしょうか?今回の工作教室では水槽台を作っています。是非記事を読んでいただきたいんですが、今号のアクアライフの特集は小型水槽での「スマートアクアリウム」ということもあり、他にもいっぱい関わらせて頂きました。水草電球は以前この記事でもご紹介しましたが、上の写真の電球達も特集に2ページで載せてもらっています。
「出してけれー」
今は電球の1つにコップのフチ子ちゃんが入っていますが、取材の時にはウメボシイソギンチャクが入ってました。イソギンチャク電球を作ったのは、もしかしたら世界初かもしれません。イソギンチャクが入った様子はかなり面白いと思うので是非そちらの記事で確認してください。
ちょっと分かりにくいですがウメボシイソギンチャクは普段小さい水槽で飼育しています。とても丈夫なので水替えのみで飼育できますが、流石に電球の中で長期飼育はしていませんよ。撮影の数日前から、イソギンチャク4匹くらいを1匹ずつ電球に入れて様子を見ました。イソギンチャクによっては電球を気に入らないのもいるので、最も電球を気に入ってくれた1匹で撮影したんです。もちろん撮影を終え、観察も終えた後はまた水槽に戻しています。ウメボシイソギンチャク沢山いるので欲しい方お譲りします。
もちろん水草電球という名目なので、他の電球にはマツモ、アナカリス、浮き草が入っています。そちらの写真まで上げちゃうと流石にアクアライフさんにご迷惑かけてしまいますから、今回は水草じゃない電球のほうにクローズアップしてみましょう。
これらはいわゆるエアープランツですね。よくまぁ入ったなと思われることでしょう。以前ヌーンさんが大阪から遊びにいらっしたとき、「エアープランツにもちゃんと水をあげちくり」と言われましたので、電球を水で満たしてから、しっかり水を抜いて、日当たりいいとこに置いといたおかげで、ちゃんと成長しているようだし今日まで維持できています。
こちらは吊るしていない電球です。電球を植木鉢として利用しています。土の部分も見えるのがいいですよね。この電球、ちゃんと植木鉢として水が抜けるように、底に穴があけてあります。
見難いと思いますがわかりますか?ハンドルーターとダイアモンドのビットで慎重に慎重に穴を開けました。しかも穴を開けた後、ガラスのバリを無くすために、穴の周囲をガスバーナーですこし溶かしています。こだわるのって楽しいね。
こちらは多肉植物を入れたもの。数ヶ月経ち、徒長して、天井に達してしまいました。きつくなったら電球を割ってあげる予定です。この育て方はカワイイのですが、密閉されているので水遣りが大変だし、曇りやすいし、あんまりいいことありません。ちなみに底から水を吸わせます。
電球以外にもスマートアクアリウム特集では私の作った加藤水槽07と08が掲載していただいています。特集だけで4ページ、連載を含めますと6ページも私関連の記事があります。加藤的には永久保存版です。アクアライフさんありがとう!
さて、最後にちょっとだけ工作教室の補足です。文頭でも言いましたが、今回は水槽台をびっくりする方法で作っています。その辺は是非アクアライフで見てもらいたんですが、仕上げに「つき板」という物を使っています。つき板とは木をめちゃくちゃ薄くスライスした板で、紙みたいな感じです。私が水槽台に使用したのは高級家具で有名なウォールナット、のつき板。ウォールナットの板で水槽台なんて作ったらいくらになるか分からないけど、つき板なら大分安くできちゃうというわけです。つき板といえど本物のウォールナットですから、「ウォールナットの水槽台だぜ!(表面だけ)」とみんなに自慢できちゃいますよ。
ちょっとどんなもんか、つき板で遊んでみましょう。
これは紙コップです。これにウォールナットのつき板を貼ってみましょう。
どうですか。ちょっとした工芸品に早変わり。これでコーヒーを飲めば普通の紙コップより1.5倍おいしいはず。ちなみにつき板の上からウレタンニスを塗っています。
アースノーマットも民芸品に早変わり。これならお部屋においても邪魔じゃないでしょ。つき板貼ってニス塗るだけ。オススメです。

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