2013年04月26日

TAUとCAJのスーパーセッション〜後編〜

〜あらすじ〜
小野さんの指導により、岩組みレイアウトの特訓を受けたアクアリスト達。しかし次の講義まではもう30分もなかったのだった…

ということで小休止です。緊張しまくった岩組みレクチャーを終え、みんなで次の会場へ向かいます。そう、次の会場は、素材の宝庫のAn aquariumではなく、別会場の本格的なゼミ室なのです。みんなでぞろぞろそちらの会場へ向かいます。

しかし、問題がありました。次の講義まではもう30分を切っていますが、その中で食事も済ましてしまわなければいけません。ファミレスへ向かった方々が多い中、たまたま近くにいたマックスさん、オクモトさん、カワシマさんと俺。「これファミレスじゃきっと間に合わないよ…」「どうする…?」「…よし!そこのラーメン屋さんにしましょう!」ということで、急遽ラーメン屋さんにいくことが決定。店員さんに「なにが一番早いですか!?」と聞いたところ、「タンタンメンヨ!」ということで、「坦々麺4つ!」チーム坦々麺、結成です。

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ものすごい勢いで坦々面を食べる大人たち!5分かからなかったんではないでしょうか。おかげで何とか私達は時間内の会場入りに間に合いました。でも結局、みんなが食事から帰ってきてから講義が始まったので、あんまり意味無かったんですけどね!

さて、とりあえず早めに会場入りできた私達でしたが、講義の準備で少しバタバタ。落ち着いてきたころに、ふと振り返ってみると、タナカカツキさんの「水草水槽のせかい」のサイン会が始まっているじゃないですか!待ってましたとばかり、すでに読みまくってヨボヨボになってきた私の「水草水槽のせかい」をバックから取り出しました。そして、「私もお願いしていいですか…!」とお願いしたところ…

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「もちろんじゃないですかー!」と快くサインをしいていただけました!やったー!人生初サイン本!

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加藤水槽わくわく!

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加藤水槽かんげき!


さて、休憩もそろそろおしまい。いよいよ豪華講師陣による講義が始まろうとしています。会場は実技講習とはまた違う緊張感に包まれ始めました。まず、レクチャーをしてくださるのは、先ほどサインをして頂いた、タナカカツキさんです。

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カツキさんの講義はプロジェクターを用いたもの。流石美術大学で教えられているプロならではの本格的な雰囲気。これは本当にアクアリストの集まりなのでしょうか。

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そしてテーマは「水草水槽は芸術か?」です。これはグッくるテーマ!誰しもが一度は考えたことがあるのではないでしょうか。私自身、美術を教える仕事をしていることもあり、このテーマには興味津々です。

生花の歴史と重ねながら、日本人の価値観や、山田洋氏が提唱するアクアートについて等々、興味の尽きることの無い内容でした。私には到底書ききれないボリューム!

そして濃厚なカツキさんの講義の後、お次はAn aquariumの志藤さん。言わずと知れた、本物の水草、熱帯魚の専門家です。

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今度は一転、部屋を明るくして黒板を用いた板書方式です。完全に講習会です。これって本当にアクアリリストの集まりなのか!

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テーマは「みずくさのひとりごと」。今回の集まりが水草レイアウターの集団ということもあり、水草レイアウトにおける水草との付き合い方についての講義です。すごく科学的な話や生物学的な話が織り交ざり、カツキさんとは全然違う切り口。そのギャップもむちゃくちゃ面白い!

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藍藻は新しい生物との出会いなんすよ!全体的に高度な内容をすごく楽しく、わかりやすく説明していただきました。私には到底書ききれないボリューム!あ、とりあえず水替えはジャスティスです。

そんなこんなで、ゼミ室の使用時間いっぱいまで講義をしていただきました。この時点で21時半です。15時に集合してもう6時間半!すごいボリュームで知恵熱がでそうでした。それでは解散!

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違います!カンパーイ!まだ終わりません。いつもの青森居酒屋で、最後のレクチャーです。カトカズさんも体調が優れないのに、このときは満面の笑み!みんな自分が持ち寄った水槽の写真を、色んな方にチェックしてもらいまくります。一喜一憂してそして飲んで食べました。これにて本当にお終いです。皆さんありがとうございました!お疲れ様でしたー!

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そして私は27Lさんの27Lカーに乗せてもらってらくらく帰宅。27Lさん、本当にありがとうございましたー!夜の高速を突っ走る27Lカーに揺られ、ボーっと濃厚な1日を噛み締めるのでありました。おしまい。



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2013年04月23日

TAUとCAJのスーパーセッション〜前編〜

TAUとCAJ、皆様ご存知でしょうか。
ご存知でない?そんな方は是非コチラコチラから先にお読みください。

そんなTAUとCAJの第3回目のセッション、先日参加してまいりました!8時間にも及ぶそのイベントの、今回は私の目線で前半部分をお送りします!

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15時、全国からTAU、CAJの関係者の方々が会場であるAn aquariumさんに集まっていました。今回はまずはレイアウトの実技指導をしていただき、後半は様々な講義をしていただくという豪華な日程になっています。そして会場につくなり写真のような用意がされていました。そう、今回は岩組みレイアウトの特訓です!

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講師はもちろんTAUの小野さんです。今回も仏の顔と鬼の顔で、ビシバシ指導してくれます。

-LESSON1- 一人一石を投じる
今回も多くの課題に全員でぶつかっていきます。まずは一人ずつ石を置いてレイアウトを完成させるという課題。現状を理解し、次の一手を考える。さながら詰め将棋のような感覚です。

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石の表情を感じ、置く場所を考える。会場は緊張感に包まれています。写真はウンベさんが石と己と向き合っている場面。

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石は一人一人が置いていき、自然とバランスがとれていきます。終盤になるほど雰囲気が完成していくので、後になるにつれてプレッシャーは増していきます。そして加藤水槽、アンカーです… 私の前にはTAUの実力者、深田さんがすばらしい一石を投じ、レイアウトは完成している状況。皆様でしたら上の写真、あと1個石を置くならならどこにしますか?

メンタルの弱い加藤は自分の番が迫ってくる度に鼓動が増していきます。失神しそう。ストレスで口中に口内炎ができそうでしたが、必死に水槽と対話し、ここに置きました。

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ここです。どうでしょうか。既にほとんど雰囲気ができていたので、雰囲気を壊さないように、かつ右の重さに響きあうように左奥に配置しました。講師の小野さんにも、趣旨を理解していただき、安堵のため息。脳みそアドレナリンでいっぱいです。

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ちなみにレイアウト用に貸してもらった手袋はGEX。徹底している。

-LESSON2- 底床の形から考える
間髪いれずに次の修行です。今度は最初の人がソイルをいじって底床の形を設定し、次からの人は底床をできるだけいじらずレイアウトしていくというルール。今回は石を置く順番をさっきと逆にするという事で、加藤水槽が1番目。ようするに自由にソイルをいじって良い当番です。「マジで自由でいいんすかぁ…(ニヤァ)」と、不適にソイルをいじる加藤。さっきのプレッシャーの反動で無茶なことしてやる気満々です。でも小野さんに「他の人にパスしやすいようにも意識してくださいね。最後にまたご自分に当たるかもしれないし…(ニヤァ)」と言われ、加藤水槽、動揺!

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その結果、写真のような中途半端なW型に。ホントゴメンナサイ!この状態に石を置いていくのは間違いなく難しい。

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じゃんけんで勝ってしまうと俺のソイルの方で組まないといけないという、ちょっと罰ゲーム感覚。それでも、TAMのハヤシさんの会心の一石おかげで少しずつ復活していく俺がソイルを敷いた水槽。

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そして、最後にオクモトさんが設置し終えた状態がコチラ。おお!小気味いい!自分のソイルが一人前の岩組みになった様子が見れて私はとても嬉しかったのです。さあ、次のレッスンは何だろう。と思いきや…。「じゃあ最初の人、最後に手を加えてください。」と、小野さん。あ、本当に帰ってくるのですね。最初のレッスンのような心の準備が無い私は混乱した挙句…

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こ、こ、ここかな。あ、違う。色も雰囲気も。ちょっと、待って。待って。でも終了です。

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「…加藤水槽さん。意図はわかりますよ!」小野さんはホントに優しいです。正直、私が手を入れる前のほうがかっこ良かったと思っていますが、全てが勉強です。

-LESSON3- 斜面にレイアウト
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そして、次の課題はソイルを斜面にしてのレイアウトです。加藤水槽は先ほど贅沢をさせていただいたのでちょっと休憩。人のを見るのも本当に勉強になります。

-LESSON4- 自由にレイアウト
最後の課題は自由テーマです。短い時間で自由に組みます。時間の都合で選ばれた4名の方だけが挑戦しました。

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愛媛愛知からいらっしゃった中村さん。雄大です。

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ウンベラータさん。かわいいです。

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TAUの渡辺さん。かっこいい。

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カトウカズヤさん。絶妙なバランス。カトカズさんはこの時がんばり過ぎてその後ちょっと体調を崩されました。

駆け足で説明したので色々と説明不足なところがあります。ご了承ください。とりあえずここまでで前半終了です。以下次回!



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2013年04月18日

お客様と水槽08の作り方

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この前、大阪からヌーンさんいらっしゃいましてね。いやー楽しかったな!お祭り騒ぎでした。詳しくはヌーンさんのブログ29歳からの45cm水草水槽ブログのですね、この記事この記事読んでみてください。しかも27Lさんも家によってくれて記事かいてくれていますコチラ!これだけでも引きこもり加藤水槽的には大イベントなのに、その後カトカズさん、NANAさんも加わって、27Lさん宅でディナーもご馳走になっちゃいました。お腹いっぱいだー!

加藤水槽は現在ご見学者大歓迎中です。面識が無くても、水槽や鉱物を見たい!という熱い方なら大歓迎。何か痛い目を見るまで(泥棒される、水槽割られる、殴られる等)全然知らない人でも歓迎いたします。「有名ブロガーじゃないし、それどころかブログやってないし…」という理由で遠慮される方もいらっしゃいますが、記事にしなくっていいんです!本当に水槽見たい!鉱物見たい!っていうのなら、それだけでOK。しかも入場無料!タダ!

さて、そんなオープンな加藤水槽ですが、加藤水槽みたいなの作ってみたいけど、よくわからないよーというご意見を度々いただきます。ですよねー。何とか説明したいんですが、俺もうまく説明できないんです。で、今回はどうしようかと思ったんですが、開き直って構造の説明は諦め、どうやって作ったかというのをとりあえずレシピ風に載せてみようと思います。細かい数字は省いていますし雑ですけど、今回は勘弁してください。いずれより丁寧に、わかりやすく詳細を説明します!もしかしたらこのブログじゃないどこかで…。今回は作り方の雰囲気を味わっていただけたらと思います!

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加藤水槽08の作り方
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1.土台を準備する
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まず土台になるアクリル板を用意します。土台は配管の役目もあるので、水槽の肝です。上の図のような形のアクリルを用意してください。A、Cは2〜3mmの厚みですが、Bだけは厚さ1cmです。A、Bの黒く塗った部分は穴や切抜きです。AとBを重ねたときに位置や大きさがぴったりになるように。ちなみに厚さ1cmのアクリルの切り抜きはむちゃくちゃ大変です。東急ハンズやはざい屋にお願いすると楽です。
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2.AとBをくっつける
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Aの穴とBの溝がずれないように気をつけながら、接着剤でくっつけます。少しでも隙間ができるとそこから水漏れしてしまうので、たっぷり接着剤を使い、迅速に張り合わせます。円形の穴のほうは少し特殊な形状なので、張り合わせた後に調整もします。
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3.U字型の板をBの中に設置する
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幅1cmの細長いアクリル板を、コンロなどで緩やかに曲げ、AとBを貼った板にくっつけます。ポイントは曲げた部分とAの板の特殊な部分がぴったり合うようにすることです。Aの穴の部分から見てみましょう。

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青い部分がAの板、赤い部分がU字型のアクリルです。図のようにU字の部分が、Aの部分とうまく重なり、中央に綺麗な円を作る必要があります。最終的にこの円の部分にぴったりの大きさのパイプを設置するので、実物を重ねながら丁寧に調整します。

U字型の板を貼った後、その板が微量でもBの板からはみ出している場合は、面がBと同じになるように削って調節します。この段階まで終わった状態は下の写真みたくなると思います。

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4.AとBをくっつけたものにCをくっつける
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穴の調整ができたらCを貼り合わせます。Cには穴が無く、ふたをするような感覚です。簡単な作業ですが隙間ができたら水漏れなので、確実に貼ります。
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5.中央にアクリルパイプを立てる
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3の工程でできた中央のスペースにアクリルパイプをくっつけます。ここで接着面が少なすぎると強度が弱くなってしまうので、土台やパイプのほうにも微調整するなどしましょう。腕の見せ所です。うまくくっつけれると写真のようになります。

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6.サンプの部分になるアクリルパーツや、パイプを立てる
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別に作っておいたサンプ用のアクリル等をAの穴の部分に貼ります。四角い穴には四角く作ったアクリルの筒を。この四角い筒はサンプになるので、最終的な水槽の高さよりちょっと高いくらいがいいです。円のパイプは無くてもいいのですが、加藤水槽08は飾りに木材を挟むので、木材が濡れないように木材の厚さ+水槽の底の厚さ分の長さで、中央のパイプを包むように貼ります。どちらのアクリルパーツも隙間ができたら水漏れ確定なので確実に貼ります。
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7.磨く
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この段階で超磨きます。今回は漆をイメージしているので、わざと角に丸みをつけています。とことん磨きます。拡大すると、繋ぎ目がわかると思います。
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8.水槽、木材、土台をくっつける
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いよいよ材料同士をくっつけます。水槽の穴は6の工程でくっつけたアクリルパイプよりちょっと大きいくらいがいいです。木材は水に濡れないので水槽本体より十分大きい穴で問題ないです。水槽本体とアクリルパイプの隙間は水槽用シリコーン接着剤で十分満たします。実はアクリルはガラス用のシリコーンとの相性があまり良くないので、メーカーが出しているアクリル樹脂用のプライマーを必ず塗っておきましょう。
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外観は完成!
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9.ストレーナーをかぶせる
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塩ビの半球などを材料に、ストレーナを製作します。まず直径5〜10cmくらいのドーム状を切り抜きます。中央には水槽本体のパイプと同じ径の穴を開け、1〜2mmの穴をうんざりするほど開けます。穴は使用する低床のサイズに合わせます。そのドームを中央のストレーナに乗せて底床を入れます。

10.ブクブクを設置する
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サンプからエアチューブをうまい具合に入れて、水槽まで引っ張ってきます。U次型に作ったアクリルの部分に通しましょう。必要に応じてエアストーンを先端につけます。
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11.流木に穴を開ける
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自分好みの流木に穴を開けて、配管にしてしまいましょう。流木を加工するのはとても大変なので、穴が空けやすそうなのを選ぶのも大事です。いったん横に切ると座りがしっかりするので、レイアウトにも穴を開けるにも都合がいいです。
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完成!
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以上になります。雑で申し訳ありません。雰囲気だけでも伝わったかな?作るときにはこれだけじゃ情報が全然足りないと思うので、なんかあったらなんでもご相談ください!役に立つかはわかんないですが、相談無料!タダ!



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posted by katoget at 22:40| Comment(6) | TrackBack(0) | 制作関連