小野さんの指導により、岩組みレイアウトの特訓を受けたアクアリスト達。しかし次の講義まではもう30分もなかったのだった…
ということで小休止です。緊張しまくった岩組みレクチャーを終え、みんなで次の会場へ向かいます。そう、次の会場は、素材の宝庫のAn aquariumではなく、別会場の本格的なゼミ室なのです。みんなでぞろぞろそちらの会場へ向かいます。
しかし、問題がありました。次の講義まではもう30分を切っていますが、その中で食事も済ましてしまわなければいけません。ファミレスへ向かった方々が多い中、たまたま近くにいたマックスさん、オクモトさん、カワシマさんと俺。「これファミレスじゃきっと間に合わないよ…」「どうする…?」「…よし!そこのラーメン屋さんにしましょう!」ということで、急遽ラーメン屋さんにいくことが決定。店員さんに「なにが一番早いですか!?」と聞いたところ、「タンタンメンヨ!」ということで、「坦々麺4つ!」チーム坦々麺、結成です。
ものすごい勢いで坦々面を食べる大人たち!5分かからなかったんではないでしょうか。おかげで何とか私達は時間内の会場入りに間に合いました。でも結局、みんなが食事から帰ってきてから講義が始まったので、あんまり意味無かったんですけどね!
さて、とりあえず早めに会場入りできた私達でしたが、講義の準備で少しバタバタ。落ち着いてきたころに、ふと振り返ってみると、タナカカツキさんの「水草水槽のせかい」のサイン会が始まっているじゃないですか!待ってましたとばかり、すでに読みまくってヨボヨボになってきた私の「水草水槽のせかい」をバックから取り出しました。そして、「私もお願いしていいですか…!」とお願いしたところ…
「もちろんじゃないですかー!」と快くサインをしいていただけました!やったー!人生初サイン本!
加藤水槽わくわく!
加藤水槽かんげき!
さて、休憩もそろそろおしまい。いよいよ豪華講師陣による講義が始まろうとしています。会場は実技講習とはまた違う緊張感に包まれ始めました。まず、レクチャーをしてくださるのは、先ほどサインをして頂いた、タナカカツキさんです。
カツキさんの講義はプロジェクターを用いたもの。流石美術大学で教えられているプロならではの本格的な雰囲気。これは本当にアクアリストの集まりなのでしょうか。
そしてテーマは「水草水槽は芸術か?」です。これはグッくるテーマ!誰しもが一度は考えたことがあるのではないでしょうか。私自身、美術を教える仕事をしていることもあり、このテーマには興味津々です。
生花の歴史と重ねながら、日本人の価値観や、山田洋氏が提唱するアクアートについて等々、興味の尽きることの無い内容でした。私には到底書ききれないボリューム!
そして濃厚なカツキさんの講義の後、お次はAn aquariumの志藤さん。言わずと知れた、本物の水草、熱帯魚の専門家です。
今度は一転、部屋を明るくして黒板を用いた板書方式です。完全に講習会です。これって本当にアクアリリストの集まりなのか!
テーマは「みずくさのひとりごと」。今回の集まりが水草レイアウターの集団ということもあり、水草レイアウトにおける水草との付き合い方についての講義です。すごく科学的な話や生物学的な話が織り交ざり、カツキさんとは全然違う切り口。そのギャップもむちゃくちゃ面白い!
藍藻は新しい生物との出会いなんすよ!全体的に高度な内容をすごく楽しく、わかりやすく説明していただきました。私には到底書ききれないボリューム!あ、とりあえず水替えはジャスティスです。
そんなこんなで、ゼミ室の使用時間いっぱいまで講義をしていただきました。この時点で21時半です。15時に集合してもう6時間半!すごいボリュームで知恵熱がでそうでした。それでは解散!
違います!カンパーイ!まだ終わりません。いつもの青森居酒屋で、最後のレクチャーです。カトカズさんも体調が優れないのに、このときは満面の笑み!みんな自分が持ち寄った水槽の写真を、色んな方にチェックしてもらいまくります。一喜一憂してそして飲んで食べました。これにて本当にお終いです。皆さんありがとうございました!お疲れ様でしたー!
そして私は27Lさんの27Lカーに乗せてもらってらくらく帰宅。27Lさん、本当にありがとうございましたー!夜の高速を突っ走る27Lカーに揺られ、ボーっと濃厚な1日を噛み締めるのでありました。おしまい。

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