アクアリストの皆様、『水草水槽のせかい すばらしきインドア大自然』という本が来月発売になるのご存知ですか?俺のようなインドア人間にぴったりの題名のこの本、なんと私加藤水槽も載せていただいています!スゲーっ!!この本、アクアリウム初心者からヘビーアクアリストまで楽しめる内容になっているそうで、発売がホント楽しみ。何冊買うか…
そんな嬉しいニュースに乗っかりまして、今回、せっかくだから今まで未公開だった水槽、公開しちゃおうと思います!ヒョー!
この水槽、もう既にどこかで見ている方もいるかもしれません。我が家に遊びに来た方のブログや、私が持ち歩いている水槽の資料を見ている方はもしかしたら覚えがあるのではないでしょうか。この水槽の完成は昨年11月。ものすごいシンプルな構造をテーマにして作ったのもあり、割と簡単に完成したのですが、私の水槽では珍しく照明もクーラーもないんです。ちょっと作品て呼ぶには簡単すぎっかなーとか迷っていたら年が明けてしまったという有様なのでした。
構造はシンプルをテーマにしているだけあって、本当に単純なんです。動力はエアリフト(ブクブク)。水槽の直下でブクブクすることで、サンプの水を水槽に持ち上げ、循環させます。砂利を敷けば底面ろ過ができるので濾過槽はいりません。
しかしこの水槽、サンプもあまりにも小さいのでヒーターを入れることもできません。シートヒーターが関の山。しかもすごく浅い容器なので水も少ない。かなり無理がありそうなこの水槽ですが、実はこの水槽はアクアテラリウム専用に設計されているんで、なんとかなちゃうんです。ここ数年、水上葉で水草を育成する方や、関連商品がすごく増えたと思います。水草は水上だとすごく丈夫で、水中とは違う趣が楽しめるんです。水上だからCO2の添加もいらないし、コケまみれになることも無い。私自身、昨年アクアテラリウムの水槽を作成して(コチラ)、すごく楽しんでいます。この水槽はいわば植木鉢。だから器具も最小限ですんじゃうわけです。
メインタンクはこの容器。1リットルくらいしか入んないかな。
底をポコンと抜きます。(成功まで1つ割ってます。完成後も1度割ってます。)
昨年製作した水槽06で、木と水槽ってかっこいいなーと思ったので、この水槽にも採用。木はチンチャンという紫檀として使われる銘木です。写真は水研ぎ中だからすごい色!実際はもうちょっと穏やかな色ですよ。
ほんとにシンプルな水槽!これで全部!それにしてもに浅い!黒のアクリル部分は漆をイメージして磨いてあります。
細長い四角がサンプです。小さいっすねー。ブラックホールのようなろ過材を入れれば有効に使えるかもしれないですね。
水を入れ、ブクブクしているところです。サンプからエアレーションのチューブを入れます。こんな構造でもエアポンプの出力を上げれば結構水を上げることもできちゃいます。水槽そのまま投げ込み式フィルターって感じですね。
今回はここまで。いつものことですが、水槽だけじゃなく、中身入りの水槽が一番見たいですよねー。まだ最終的なの撮影してないんで勘弁してください!近日中に撮影すると思うんで、もうちょっと待っててくださいね!

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