2017年04月25日

緑の宙吊り水槽と青の結晶

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すっかり桜も散っちゃいましたが、そんな小春日和にこんなランプシェードを手に入れました。

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球です。なかなかの大きさ。直径250mmはあるかな?これを使って、宙吊り水槽を作りましょう。憧れなんですよ宙吊り水槽。

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ということで解体して元のソケットとかは取り除き、LEDをセットしたりしました。

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裏側はこんな感じ。LEDは密閉しています。

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水を入れて、マツモをぎっしり入れて光らせてみました。マツモ大好き。綺麗ですよね。結構大きいでしょ。

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床の間にセットしてみた。浮遊感がいいな。でも怖い!でかい!地震来たらどうなっちゃうんだろう。

この宙吊り球体水槽はちゃんとフィルターとヒーターもつけて熱帯魚飼えるようにまでしたいですね。本当はもっと大きい球体をいつかやりたいんですよ。直径50cmくらい。ものすごい怖そうだけど、夢ですね。


さて、話変わって、私は水のある風景が好きです。

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植物の育成も好きです。

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それに鉱物も好きです。

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こんな私が『人工的に結晶を育てる』ことをしたくなるのは、自然なことといえるのではないでしょうか。ということで『加藤水槽〜人工結晶編〜』が始まります。記念すべき第一回は『硫酸銅編』です。

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硫酸銅は結構な毒です。中学生時代に見た真っ青なその結晶は、中二病真っ只中の私の心に深く突き刺さったのをよく覚えております。そして未だ中二病真っ只中の私は、ついに硫酸銅五水和物を入手したのでした。苦労しました。他には精製水とか理科っぽい物を沢山用意し、我が家で最もホコリが少ないクリーンルーム(風呂場)で実験開始です。

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正直結晶の作り方はよく分かりませんが、小さい結晶作って、それを育てるんだろうと思われるので、今回は@の種結晶を作りましょう。

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お湯にダバダバ硫酸銅を溶かします。おー溶ける溶ける。

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ものすごい溶ける!水300mlに400gくらい溶けてるんじゃないか?

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溶けきらなくなってきたので、コーヒーフィルターで濾します。

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保温性の高い容器に飽和水溶液をセットしてゆっくり冷やします。

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こんな感じで24時間待ってみました。

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そして24時間後がコチラです。

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水溶液を捨てたところ…ん?これは…

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どぎゃーん!でかい!種結晶どころではない!種というか、これはもう、実だ!

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ま、綺麗だからいっか。まだまだ実験段階です。




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2017年03月01日

上海のランプ2個をランプ水槽とかにしました

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新たに2個のランプ植物が完成しました。ランプ水槽というかランププランターというか、って感じの出来です。元のランプは2個セットで購入しましたが、どちらとも上海製のランプだそうです。

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確かにハリケーンランタンとは違う風合いですね。

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銅製らしく、緑青がすごい。綺麗!

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へんてこな煙突もたまりません。

昨年の4月頃に入手したときからデザインにベタ惚れでして、すぐに改造したい―!と思ってたんですが、すっげー油臭い!油臭かったんですよこれら。燃料の油が染みついてたんでしょうか。こりゃたまらんと、何度も洗ったんですが全然臭いが落ちない。どうしたもんかと手をこまねいていたら、そのうちすっかり忘れ去ってしまいました。そしてふと今年1月、久しぶりにこれらのランプを手に取ってみたら、全然油臭くないんです!なんか油が揮発でもしたんでしょうかね。何はともあれこれで製作開始できるってわけです。

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まずはこのH型の煙突付きランプです。早速LEDを付けることにしました。今回は小さい容器だし1Wです。

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こんな感じの銅のバッファ兼ヒートシンクと、アルミのヒートシンクを重ねたものにLEDを熱伝導シリコンで接着。それを煙突の内側に突っ込みます。

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銅のヒートシンクにネジを切って、寸切とナットで固定です。もちろんエイジングしてるからナットの色もランプにぴったりです。

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ピカー!光ります。とりあえずサボテンを入れてみたけど、容器がかっこいいから光るだけで絵になる。さて、次は本体部をどうしようかな。水が入れられるように全部シーリングしちゃおうかな。それとも水が抜けるようにして植木鉢風にしようかな。そんなことを考えていた矢先…

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バキッ!!

踏んでしまった… 部屋が散らかり過ぎてて、ついうっかり踏んでガラスを割ってしまいました。終わった… 

とはいえ何とかしないともったいない。しかし古いガラス、変な厚みで1.5mmほどじゃないとランプにはまらない。ちょっと手持ちに無いな。…いや、有るな!

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これだー!セットだったこともあり、ほとんどガラスの厚みが同じ!しかもこっちはガラス厚を変えても問題ない構造!なので、こっちのランプのガラスを移植しました。

これで割れたガラスの問題は解決できました。しかし、本体の仕上げはどうしよう。構造上、かなり無理しないと完全なシーリングはできないんです。だったらむしろ水が抜ける構造にしよう。

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底からみるとこんな感じ。もっと思いっきり水抜き穴を開けてしまいましょう。

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パコーン!すっきり。

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で、土が出来るだけ直接本体に触れないようにするためにと、鉢底ネットの代わりとして、穴をいっぱい開けたアクリル板をセットしました。これで容器に直接土が入れられます。でも、あんまり多湿な環境は銅を痛めちゃうかなぁ、ということで乾燥好む多肉植物を入れることにしました。

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こんな感じです。どうでしょうか。

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乾いた土地を感じさせるようなレイアウトにしたかったのと高さが欲しかったのもあって、流木も入れてみました。んーしかし何か違うな。色がはっきりしないし、流木も適当過ぎる。ということで、木を作ることにしました。

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枝流木をベースに、どんどん枝を接着して増やしていきます。

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接着箇所をやすりで整えて色を塗り、他の箇所と似た色になってから、全体に白を薄く塗っていきます。枯れた木が、太陽の光でカラカラになっているようなイメージ。その木を中心にして、周りに赤い多肉植物を植えて完成です。

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もともとガラスの一面が引き抜ける構造のランプだったので、あえてガラスの下1/3を切り、上の2/3を引き抜いてメンテナンスがしやすい構造にしています。

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多肉植物なので蒸れないように水を上げた時はこのようにガラスを抜いたほうがいいでしょうね。

さて、次はこっちのランプです。

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こっちのランプは相方にガラスを1枚あげちゃってますから、結構大改造しないといけません。幸い完全なシーリングができる構造だったので、いっそ完全に密閉して水を溜められるようにしちゃいましょう。

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その前にオンボロなのでちょっと直さないといけません。幸か不幸か銅をはんだで適当に溶着している構造なので、直すのは簡単そうです。

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直すところの素地をやすりで削って出し、はんだを流し込んでくっ付けます。はんだはそのままだと目立つのでエイジングします。

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次に水槽化するにあたって余分な部品をとります。部品ははんだで付いてるので熱すればあっさり取れます。炎色反応で炎が緑色になって綺麗。

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3mmガラスを新たに切り出してマスキングします。

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ガラスをランプに入れて、シリコンを隙間に充填し、マスキング外して一晩待てば完成です。

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シリコンの硬化を待つ間にこっちのランプにもLEDをつけます。こっちはちょっと大きい容器なので3Wにしました。ヒートシンクもちょっと大きいです。

シリコンが固まったら、水を入れてレイアウトすれば完成です。

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こちらのランプはアクアテラリウムを楽しめむための容器にしました。

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もともと立派な扉が付いているので、その扉を活かし、あえて水槽部分のガラスを低くしています。これにより、水位はあまり高くできませんが、扉を開けてメンテナンスすることができるわけです。植物はコケや湿生植物などをメインにしています。

しかしなにかものたりない… 本体の緑青のグリーンと植物のグリーンがちょっと近すぎる… ということで赤を入れることにしました。

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うん、こっちの方がいいですね。クリプタンサスの赤がまるで花のようです。かなりいいアクセントになっています。

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水面の浮き草も少し減らして水面が分かりやすくなるようにしました。

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クリプタンサスが目立ちますが、マコデスペトラやウォーターマッシュルームなど楽しい植物がいっぱいです。

今回のランプ植物2点に関してはこんな感じです。やはり素材が良かったので作ってて非常に楽しかったです。最後に、完成作品のインスタグラムエフェクトをどうぞ。

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ああ我ながらめちゃくちゃ絵になるなぁ。




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2017年02月04日

パソコン水槽とテレビ番組【裏話編】

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お待たせしました。前回の続き『番組の裏側、ちょっと言っちゃいますスペシャル』です。番組の【演出】上、絶対言えないこともあるんですが、誰にも迷惑をかけない範囲でお話ししちゃいます。

11月の中頃、私のFacebookに見知らぬ方からメッセージが届きました。

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内容を超要約すると「番組制作会社の者ですが、古いパソコンを水槽にしてもらうことはできますか?」ということだったんで、「できます!余裕です!」といった感じに返しました。ここからスタートします。

その後、番組制作会社の方とやり取りが始まります。「iMacを水槽にしたいんだけどできますか?」「どんな構造になりますか?」「どれくらい時間がかかりますか?」「いくらくらいかかりますか?」などなどなど… 正直、そんなんやってみないとわかんないよー!ってことばかりです。とはいえテレビ番組を作る上で、製作にかかる経費や時間が知りたいのは当然でしょうから、今までの製作経験を元に無い知恵を絞って回答しました。

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そんとき書いていた構造のラフアイデア。

12月に入ってすぐ、番組制作会社の方とディレクターの方がわざわざ大阪の我が家に来てくれました。

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そこで詳細な打ち合わせや、完成のイメージをじっくりと話し合いました。番組制作会社の方から「タレントさんの予定が〜」という話をしていただいて、え、うちにタレントくんの?マジで?という気分になりました。

さぁここからが問題です。なんと完成が2週間後ということになってしまいました。私はめちゃくちゃゆっくり作業するタイプなのに、全然知らないiMacで2週間で完成なんてとんでもないことです。深夜まで猛勉強と準備と実験の日々です。

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クタクタになりながら迎えた12月中頃、我が家での撮影の日です。朝8時ごろからカメラや音響のスタッフさんと番組制作会社の方とディレクターさん、そして波田陽区さんが東大阪の隅っこの我が家に大集合しました。そして昼飯以外、ぶっ通しで15時間の撮影スタート!

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狭い我が家にギュウギュウ詰め。まじでクタクタになりました。放送されたのは数分でしたが、ホント大変だったんですよ。ちなみにお昼ご飯は駅に近いのらやでスタッフの皆さん、波田陽区さんと一緒にいただきました。なのでのらやに行くと、このとき書いた波田陽区さんのサインが置いてあったりしますよ。

ちなみに波田陽区さん、めちゃくちゃ腰が低くて、ものすごい親切な方でした。やるなぁギター侍!ちなみにギターはあんまり弾けないそうです。これが一番驚きました。

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加藤水槽にもサインを書いてくれました。波田陽区さんありがとうございました!

さて、我が家での撮影が終わり、次はいよいよスタジオでの完成品撮影です。スタジオ撮影までは、たった1週間しかありません。ギリギリまで真夜中製作の日々が続きます。

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そんなこんなで家での撮影から一週間が経ち、いよいよスタジオでの撮影前日になりました。私は朝っぱらから六本木の貸し会議室に引きこもります。

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やる気満々です。番組制作会社の方がテレビ東京近くの会議室を水槽レイアウトと撮影のために押さえてくれたんです。残念ながら今回はめちゃくちゃタイトなスケジュールなので、ちゃんと水草を育てる時間は端からありません。なので、せめて前日に時間をかけてレイアウトさせて欲しいという私の涙ながらの訴えに番組制作会社が応えてくれたという訳です。

お昼くらいからレイアウトスタート。

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iMac自体のデザインが強いので、こういう水槽にはできるだけシンプルなレイアウトが良いと判断。またピンクという本体色に合わせるため、赤系の水草たっぷりをチョイス。水草を用意してくれたのは何を隠そう増岡ファームです。

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増岡さんには実は企画が決まった直後から色々相談に乗ってもらい、最高の状態の水草を水中葉でたっぷりと用意していただいたんです。レイアウトしながらも、つい「こりゃ最高の水草だな」と口に出てしまうほど良い水草。色や状態が良いのはもちろん、すぐにレイアウトしても絵になるよう、パッキングもすごい丁寧なんです。わかってるな〜増岡さん。

そんなこんなでレイアウトが仕上がりました。

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グリーンネオンとラスボラヘテロモルファを泳がせます。ん?ちょっとグリーンネオンが少ない?どうしよう、もうちょっと入れたいなー、ということで移動中のスタッフさんに、ついでに買ってきてもらうことになりました。

しかし、ここでハプニング。なんと一番最寄のGINSUIで買ってきてもらう予定が、GINSUIの隣のビル、火事!立ち入り制限もあり、お店に入れない!どうしよう!?
(その火事のニュース)
だが、番組スタッフは火事に負けなかった…結局人ごみを掻き分け、消防員に事情を説明し、お店に入ってグリーンネオンを買ってきてくれたのでした。スタッフさんありがとうございました!

そんなこんなで21時ごろ、水槽のレイアウト完成です!

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ちょっとシンプルすぎたかなー。まぁいっか。とはいえこれで終わりません。次は水槽の撮影が延々と続きます。

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この日、撮影が終わったのは24時!しかしまだ最後の一仕事が残ってます。今度はこの水槽を会議室からテレビ東京のスタジオに移動させなければいけないのです!ひぇぇ!

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タクシーに水槽と一緒に載り、水がこぼれないように、レイアウトが崩れないように、何より水槽が壊れないように祈り、なんとか無事テレビ東京に到着。スタジオに仮置きしてこの日は終了。溶けるように眠りました。

そして翌日、いよいよスタジオでの撮影当日です。テレビ東京のスタジオに向かいます。

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めっちゃ妖怪ウォッチ。

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めっちゃバナナ。

撮影は予定では17時くらいからでしたが、加藤は朝からスタジオに入ります。水槽の最終調整とリハーサルというヤツです。加藤水槽も本番での立ち居地の調整とか色々しました。

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スタジオまぶしすぎる。

ここに来てわかったことは、テレビはホント色んな人が関わっているんだなーということ。

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今回の番組に限っても、番組制作会社がディレクターを雇って、各コーナーごとにディレクターさんが複数いて、それを演出家さんがスタジオでまとめて、最終的に別の日にスタジオ撮影したやつもうまーくはめ込んで1本の番組になってました。おもしろいな〜テレビの世界。

さて、話戻って午後、いよいよタレントさんが入ってきました。所さんだ!清水ミチコさんだ!テレビのまんま!

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はっきり言って写真とか取れる状況じゃありません。ましてやサインなんてもらう隙ありゃしない。入ってきたらすぐ撮影開始です。その日はまず1月6日放送分のスペシャル番組のからの撮影、その番組撮り終わったら次にいよいよパソコン水槽の撮影とのことでした。スペシャル番組を撮影している中、スタジオの裏側のとこで水槽のレイアウトを再度整えます。

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ん〜昨日より良い仕上がり。

そしてついに加藤水槽が出演する分の収録が始まりました。スタジオで私がパソコン水槽作っているVTRを見ながら所さん達がトークしてます。トークが終わったらいよいよパソコン水槽のお披露目、加藤水槽、舞台に立ちます!

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ギャー有名人が目の前に!カメラが回って、ちょっとお話して、はい、終了!あっという間の出来事でした。タレントの方々は褒めるのがめちゃ上手いのでとても嬉しかったです。でも出演者の方で「いくらなら買う?」という質問に「4万円!」と答えてる方がいて、ちょっと悲しくなりましたね。材料費にもならないよー。

そんな感じで怒涛で楽しい12月でした。あの10分間のためにどれだけ時間もお金もかけたことか…テレビってホンット、超大変なんですね。




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